復習の進め方:5年(前半)

入塾して1ヶ月、知識定着等、中学受験勉強の最初の問題点が見えてきました。

詳しくは過去記事で

yugakujyuken-gokaku.hatenablog.com

 

<問題点>

・授業はしっかり聞いて、宿題はやっているものの知識などの定着が甘い

・定着しないまま翌週には次の単元に進むので、理解すべきこと/覚えないといけないことが雪だるま式に溜まってしまい、覚えきれない→覚えることが増えるの悪循環に陥っている

・やりっぱなしのままで、どのように復習すればいいのかが分かっていない

・また、いつ復習すればいいのか復習サイクルがわからない

 

知識の定着にはやはり復習が大事。名進研でも「予習はやらなくていいので復習をしかりやってください」と言われていたので、娘が自分で復習できるようになるまで父親と母親でサポートすることにしました。

 

 

教科別の復習方法を紹介したいと思います。

算数

小学校1,2年の頃に公文をやっていたこともあって、そこまで算数に苦手意識はないものの新しい単元には少し苦戦していました。娘のやり方を見ると、問題が解いたままになっていたり、最初にやって間違えたところのやり直しができていなかったり、ということが多かったので、単純に〇、✕を付けただけですが、できた問題とできなかった問題のすみ分けを娘と一緒に行いました。

 

〇✕の付け方は写真のように工夫をしています。

 

・出来た問題は〇をつけます。

・間違えた問題は、斜め線を1本引きます。

・2回目に間違えたら、もう1本線を引活きます(✕になる)

・3回目に間違えたら横線を引き、4回目は縦線。。。

・やり直して出来たら、〇をつけます。

このように線の本数を増やしていくことで、どこが苦手か分かり易くなります。娘もこの○×の付け方を気に入って自分でチェックをするようになり、また、✕が多いページには付箋も自分で貼っていました。

 

娘の基本的な復習の進め方は、以下です。

①塾で学んで解く(〇✕つける)

②宿題をやる(〇✕つける)

③✕の問題は、解答を見ながら、どこまでできたか?どこがわかっていなかったか?を見直し

④✕問題を解き直しをする

⑤週末にもう一回間違えた問題を解く

このようなサイクルを回すことで算数の成績も上がり始め、上位に近付いていきました。

 

国語

国語は、予習を取り入れました。と言っても漢字と言語事項だけですが。。。

・漢字:

毎週漢字テストがあるので、漢字のページの熟語を全部覚えるつもりで、指で書いたり、実際に紙に書いたりして覚える。その上で自分でテストをするを繰り返して、漢字テスト(16点以上/20問で合格)で満点合格が取れるように練習するようになりました。時々、小学校にも漢字のページをコピーして持って行って勉強していたみたいです。

 

・言語事項:

ことわざや慣用句などは事前に全部読んだり、親子で問題を出し合ったりして覚える事を一緒にやりました。品詞などについては、塾の授業を聞いてから、自分で取り組み、週末に言語事項の問題をやり直したりして、定着を図りました。

 

・読解:復習

記号や選択問題は何を根拠に判断したかを明確にすること。記述は、自分の解答はどこが間違っているのかの誤答分析を中心にやるようにしましたが、結構苦戦していて、名進研の先生に色々と聞きに行っていたようです。

 

理科

理科は苦手にしていた科目です。

授業も週1回と頻度が少ないので、宿題をする日以外にも理科に触れる回数を意識的に増やしました

・テキストだけだとイメージがわかないところがあるので、図鑑やネット上の動画や写真等をiPad一緒に見たりすることで知識欲が高まるように働きかけました。後に、娘自身が自分で調べて見るようになったので良かったのかなと思っています。

 

・コアマスターのテキスト内の問題は、問題数が少なく単元の中身をすべて網羅していないことが多かったので、テキストの中の語句を何回か覚えたり、現象等については、なぜそうなるのか?一緒に読み合わせたりすることで理解が深まるように支援しました。

 

・毎週宿題になるコアチェックというプリントと、完全制覇プリントについては、算数と同じように娘に問題番号に〇✕を付けさせて問題の層別をし、週末に間違いをやり直すことを続けました。

 

社会

社会は基本的には理科と同じような感じで取り組みました。

・地理については地図帳を必ず使って場所をチェックする

・歴史はテキストの音読、また出来事がなぜ起こったのか?その背景を娘に質問したりして記憶を定着させるように意識しました。

社会も理科と同じく、コアマスターのテキスト内の問題が少ないため、テキストの中の語句のわからないところは、資料集だったりiPadで調べたりしていました。

同様にコアチェックというプリントと完全制覇プリントが毎週宿題になるので、同じように〇✕を付けてチェックをして、間違った問題を週末にやり直すことを続けました。

 

まとめ

塾に行き始めたばかりの小学生にとって毎週驚異的なスピードで新しいことを学び、定着させるために自分自身でしっかりと復習することは非常に難しいと思います。

私の娘もそうでした。そのため我が家では、『5年生の間に娘自身が自分でわからないところを調べたり、自分で考えて復習ができるようになること』を目標に、できる範囲でサポートをしてきました。

その結果、5年生の後半には彼女なりに試行錯誤を繰り返しながら、自分自身のやり方をある程度確立することができていたと思います。

 

効率的な復習のやり方は個人個人で違うと思いますので、色々な方法を試しながらベストな方法を見つけに行くのが良いと思っています。もちろん我が家のような方法もおススメですし、受験勉強本等を参考にしてみたり、また塾の先生もプロなので相談してみるのも良いと思います(土曜テストゼミの受講を進められてしまいそうですが。。。笑)。

くどいですが、軌道に乗るまではお子さんに「勉強しろ!」じゃなくて、何に困っているのかを丁寧に聞いてサポートしてあげるのが良いかと思います。

 

 

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