塾選び③ 馬渕教室

近年、関西から東海地方にも進出し、着実に勢力を伸ばしている馬渕教室。愛知県内の校舎は5つになりました。この勢いで、3強に割って入ってくるのも時間の問題かもしれません。

 

 

馬渕教室も浜学園と同じく、東海地区に限らず関西を中心とした全国の難関校を目指す色合いが強いと思います。

また、同様に入塾テストで入口を絞っていますので、東海地区全体で見ると中間から上位層の生徒の割合が高いと思います。

 

難関校合格者数

2020年の第1期生からわずか3年で、東海地区において、日能研名進研浜学園に次ぐ4番手にまで上り詰めました。以前は他塾からの引き抜きがあるという噂も有りましたが、そんなことはなくとも安定した合格実績を積み上げてきています。

 

 

 

校舎数、距離

校舎は東海地区(愛知県内)に5つあります。我が家から通塾となると電車かバスが必要でした。

 

クラス分け

馬渕教室のクラス分けはT、Fの2つに分かれます(大きな教室だと、T1、T2等のように分かれます)。

Tクラスの基準は偏差値で50くらいだそうです(毎回のテストの結果ではなく、何回かの平均)。

そのためTくらい維持には安定した成績を取ることが必要になります。

ちなみに、馬渕の偏差値50も日能研名進研と異なります(同じレベルでも馬渕の方が低くなる)。

 

関西地区だとTクラスの上にNクラスという灘中学を目指すクラスもあるそうですが、私が話を聞きに行った時は東海地区にはそういう別のクラスはありませんでした。

ただし、馬渕教室には東海・南女特訓という特別講座があります。ある成績以上の生徒の受講資格が得られ、特定校舎に集められて授業を受けるというシステムです。東海、滝、南山女子を目指すのであれば、その受講資格を得ていくのがまずは目標になるのでしょうか。

 

面倒見の良さ

私の主観ですが、馬渕教室は浜学園よりも面倒見が良いなと感じました。

1クラスの人数も日能研程多くなかったですし、塾の先生からも各家庭に連絡を入れたりするそうです(優秀な期待されている子達だけかもしれませんが・・・)

ただ、入塾はしていないので表面的な印象でしかありませんので、ご自身でお子さんと一緒に実際に見に行かれて判断されることをお勧めします。

また、上述の特訓講座など馬渕教室だと費用が結構かかりそうな印象を持ちました。浜学園と同様かちょっと高いかもしれません。

 

結論

我が家の結論は、馬渕教室は『無し』になりました。

 

基本的には浜学園と同じ理由です。馬渕教室の方が浜学園よりも東海地区に目を向けていると思いますが、目線が少し違うかなと・・・(受験後には、全国難関の目線を持つのも良かったかもと思うこともあったけど。)

後は、通塾の距離ですかね。

ただ、馬渕教室も浜学園も入塾テストで足切りをしているので、中位層から上位層の子が多いのでその中で切磋琢磨していけば、実力もついてくるのではないかと思います。

 

 

 

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