テスト結果の分析#1

思いの外、結果が良かった初めての模試。

ただ一喜一憂するのではなく、しっかりとテストの復習や分析をすることにしました。

テストの復習

名進研では模試などのテストの度に、解き直しをしたテスト直しノートを提出することになっています。

テスト直しノートのつくり方はいろんなやり方があるので、これが正しいという正解はないので、大枠の型を作って思い思いにやってもいいのではないでしょうか?

ただ、ノートつくりに時間をかけすぎてしまったり、ノートを作ることが目的になってしまうのも良くないので、そこは保護者が気にかけてチェックしてもらうのが良いと思います。

間違ったところを復習して、似たような問題が今度出た時にはできるようにすることが大切です。

 

娘がやっていた方法は以下です。

・テストが終わった日曜日の午後に自己採点してどの問題を間違えたかチェックする

・間違えた問題の解説を4教科全て一気に読んで理解する

 ※国語については、自分の解答のどこが間違っていたのか誤答分析をして、それをテスト直しノートに書く

 

・月曜日に学校から帰ってきてから、間違った問題をやり直しする⇒テスト直しノートへ

・再度、間違った問題はテキストを読み込んで不足していた知識を補う⇒テスト直しノートへ

 

娘も5年生の時からいろいろと試行錯誤を繰り返したり、名進研の先生のアドバイスを聞いたりしながらテスト直しをしていました。

結果、6年生になった頃には先生たちから「良いテスト直し/復習ができている」と言われていて喜んでいたようです。

結果の分析

勉強方法の改善点を見出すために、我が家はテスト結果=特に間違えた問題の分析を娘と一緒にやっていました。

 

■問題の正答率(難易度)

 

正答率の高い順に優先順位付けをしました。

我が家では、正答率が30%以上あるものを間違えた時は、テキストの読み込みや理解が不足している=定着が甘いと考え、その問題は復習した内容だったか?復習する時にどういうやり方をしていたのかを確認。

 

 

また、正答率が3%未満の場合は取り組む優先順位を下げる(テスト直しも、とりあえずやって理解した気になっておくだけで十分だと思います)ことをしていました。

※間違った問題数の量や目指すレベル、その時のお子さんの習熟度等に応じて、やる/やらないの判断を決める基準は各家庭で判断してもらうのが良いと思います。

例えば、

(例1)3教科はそれなりにできている。1教科だけできていない。⇒全部やる

(例2)算数に苦手意識あり。⇒正答率が20%以下の問題以外(基本)を確実に固める

正答率が高い問題を間違えている時は、そもそもの理解が甘く、例題や基本問題の理解に抜けがあったことが多かったです

 

 

■なぜ間違えたのか?は、以下の5つに分類

 

解答用紙だけではなく、問題用紙に書いてある情報を重点的に読み取りました。

 

・単純なミス(計算ミス、漢字ミス)

 ⇒字が汚い、筆算をせずに暗算して間違っている、覚え間違え

 

・途中まではできている

 ⇒躓いたポイント=理解度が不足(定着が甘い)

 

・全く手つかず / 的外れな回答

 ⇒そもそも覚えていない、わかっていない

 

・問題文の意味が理解できていない

 ⇒読解力が不足

 

・時間が足りなかった

 ⇒タイムマネジメントやテストへの慣れが不足、計算、文章読むのが遅い

 

次何をやるか? 対策は?

1回目のテスト(模試)を受けて我が家が出した改善ポイントは以下です。

・計算が雑

・定着が甘い

・読解力が弱い

・テスト慣れ/タイムマネジメントが不足

 

そこで、テスト明けの週から家庭学習のやり方を見直しました。

見直した主な内容は、

・計算練習(3~5問)を毎朝やる計算の途中過程を書く

・毎週末の復習をテスト形式でやる(テキスト使ってやっていましたが、テキストの間違った問題をコピーしてテスト風に実施)

・宿題も復習もタイマーで時間を測りながら解く

・読書量を増やす(漫画を減らす)⇒おすすめ本を紹介する。親が読書している姿を見せる

・記述では、主語や目的語、動詞などを意識して取り組む

 

すぐに効果が出るわけではないですが、

⇒家庭学習の方針/計画を決める

⇒計画に沿って勉強を頑張る

⇒テストの結果から改善点を見出す

⇒やり方を見直し、実行する

というサイクルをコツコツと積み重ねて、『娘に合った効果的な勉強方法を作り上げていこう!』というのを我が家の方針として、受験勉強を進めていきました。

 

 

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